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やばい

新城島がやばい理由は禁足地があるから?人魚神社の祭りが驚愕?

沖縄県の新城島(別名:パナリ島)は石垣島と西表島の間にある小さな島。海の透明度は高くエメラルドグリーンの海に囲まれており、海本来の姿を見ることができます。

リゾート地としてはうってつけの場所ですが「新城島はやばい」「人魚神社は怖い」等の噂がたっています。

なぜ新城島がやばいと言われるのか、今回はその理由について迫ります。

情報によると禁足地があることや、過去に事件が発生したこともあるようです。素晴らしい環境の中で起こった事件や、詳細が明かされていない人魚神社について調べてみました。

新城島とは?

島の海岸

新城島は石垣島から船で約40分の位置にあります。定期船が無いためツアーで行くことができますよ。

新城島は2つの島(上地島・下地島)から成り立っています。

別名『パナリ島』と呼ばれてますが『パナリ』は八重山地方の方言で『離れ』を意味します。新城島の2つの島の地形からパナリ島と呼ばれるようになりました。

上地島と下地島は400mしか離れておらず、昔は干潮時に歩いて渡ることができたとか。

サンゴ礁が広がっている海を歩くなんて幸せですよね。

入島には基本的にツアーとなっており、シュノーケリング等を目的とした観光客が多いです。

ですが、新城島がやばいなんて噂を聞くとちょっと下調べしたくなりますよね。

観光に行く際は事前にリサーチしておきましょう。

新城島がやばい理由は?

暗い島の道

新城島がやばいといわれる理由は以下の通りです。

  1. 禁足地がある
  2. 都市伝説や過去に事件が発生している

順番に解説していきます。

禁足地がある?

新城島の禁足地
「人魚神社」です。

また人魚神社のみならず、新城島で行われる年に一回のお祭りの日は島全体が禁足地となります。

上記にもありますが、人魚神社とはジュゴンを祀る神社のことです。

琉球王朝時代、島周辺にはたくさんジュゴンが生息していました。当時の琉球王は島民に「ジュゴンを捕まえ、肉や皮を供えるように」と命令します。

そして当時ジュゴンの骨等をお供えした東御獄(あーりーうたき)が今の人魚神社と呼ばれるようになりました。

人魚神社は島民も年に一回のお祭りの日以外は立ち入り禁止となっています。

島民でありながら禁足地と隣り合わせの生活をしていたり、島中に撮影禁止などの看板があちこちにあることから新城島はやばいと言われているようですね。

アカマタクロマタ事件

人魚神社で年に一回行われる『豊年祭』。

禁足地になっている豊年祭に侵入しようとした人が、何らかの事件や事故に巻き込まれる事例があり新城島はやばいと噂されています。

この事件は『アカマタクロマタ事件』と呼ばれています。初めて聞いた言葉の人も多いと思いますが、これは豊年祭に関係する言葉です。

豊年祭はアカマタ・クロマタの仮面を被った神が、五穀農穣を感謝し豊作にお祈りをするというもの。

その豊年祭に侵入した際に事件が起こったという事で、この事件名がつけられました。

噂されている話や実際に起こった事件は以下の通りです。

  • 豊年祭の取材を試みた取材班が島に上陸した際、取材道具を全て海に投げ込まれる
  • 豊年祭当日に島外部の人が上陸、島民がトラブルになりその後島外部の人が行方不明に。(都市伝説)
  • 1968年7月に豊年祭を見に来た青年が島民に集団暴行される。

あくまで噂や都市伝説は根拠がないため、真実かは不明ですね。

しかし1968年に起こった集団暴行事件事実です。

ここまで聞くと怖いイメージややりすぎなのでは?と感じる人もいるかもしません。

しかし沖縄の歴史ある神聖なスポットを島民が守り抜いてきた証拠でもありますよね。その土地の神を敬い崇めた事実です。

興味があることはいいことですが、島民にとっては大切な儀式。外部の人も理解することが必要ですね。

新城島に行ってみた口コミや評判

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新城島は悪いイメージだけではなく、観光地としても人気の島です。

実際に新城島に行った人はどんな反応でしょうか。

多くの観光客はシュノーケリングをしにきてるようですね。映像からも分かるように素晴らしい景色です。

綺麗な海やサンゴ礁、静かな土地という条件が心を癒すポイントになっていますね。

新城島を観光する際の注意点は?

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新城島で観光する際は
御獄や拝所に立ち寄ることはやめましょう。

上地島を中心に御獄拝所がところどころ点在します。神聖な場所でもあり島民も入れない場所が多いので立ち寄る事はやめましょう。

家自体は数件ほどで島民も10名ほどしかいないとされています。時期になればお盆等不在の事も多く雨戸が閉じられている家も。

不在にはしてますが、庭などのメンテナンスはしっかり施されています。

新城島に限らず観光地を訪れる際のルールはしっかり守りましょうね。

  • 海に潜った際は、水着で歩き回らない
  • 居住地に入らない
  • ゴミは持ち帰る
  • 貴重な生物固有種もいるため、動植物は採取しない

観光地とはいえ、住民の方に迷惑をかけてはいけません。大声を出したりはしゃぎすぎる行動はNGです。

新城島の秘境スポット

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新城島で特におすすめの秘境スポットを、上地島と下地島エリアそれぞれ紹介します

クイヌパナの展望台(上地島地区)

クイヌパナの展望スポットは、上地島の桟橋西側にあります。

クイヌパナは沖縄の方言で、クイ(地名)パナ(先端)という意味だそうです。

この場所だけ高台になっており、新城島の絶景が見渡せる素晴らしいスポットです。

先島諸島火番盛タカ二ク(上地島地区)

上地島北部に先島諸島火番盛タカニクがあります。

琉球王国時代に設置されたいわば、遠見番所のようなものです。

薩摩藩の養成により設置され、海の様子や来船、異国船の来航等を知らせる役目とされていました。

パナリ牧場(下地島地区)

パナリ牧場のある下地島は1962年に廃村になりました。

地図でもわかるように、現在は広大な放牧地になっており数百頭の牛が自由に歩いています。

しかもこの牛達をたった2名の島民が世話をしているとのこと。素人ではできませんよね。

先島諸島火番盛の波照間ムリ(下地島地区)

上地島にも先島諸島火番盛タカニクがありますが、下地島の先島諸島火番盛は波照間ムリです。

パナリ牧場内にありますが、目印のものがなく見つけることは難しいでしょう。ツアーに参加すれば見ることができそうですよ。

新城島がやばい理由は禁足地があるから?人魚神社の祭りが驚愕?まとめ

いかがでしたか?新城島がやばいと言われる理由は様々でしたが、島のルールをしっかり守れば問題なさそうですね。

禁足地や人魚神社、都市伝説や実際に起きた事件を踏まえて、新城島はやばいと噂がありますが、島民がこの島を守り抜いてきた証拠です。

シュノーケリングでは人気スポットとなっていますので、遊びに行く際ははしゃぎすぎず楽しみましょう。

そして心の中で神様を敬う気持ちを忘れずに過ごしたいものですね。