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やばい

時間が経ったコーヒーはやばい?酸化したコーヒーは体に害?

コーヒーを入れたものの、忙しくて時間が経ってから飲むことになる場合もありますよね。そんなときはちょっと悔しい気持ちになります。

実際のところ、時間が経ったコーヒーはやばいのでしょうか?

コーヒーは時間が経つと酸化しますが、酸化したコーヒーは体に害なのか気になりますね。

健康被害などがないのか調べて、時間が経ったコーヒーはやばいのか検証します。

酸化したコーヒーは体に害がないのか真相を押えておきましょう。

時間が経ったコーヒーはやばい?

コーヒー飲む

時間が経ったコーヒーはやばいのか、結論から言うと味は落ちますが科学的に体にそこまで悪いとは言われていません。

とは言え、胃が痛くなったなどの声もあります。

胃腸が弱い人は胃もたれや腹痛を起こすこともあるので注意しなければいけません。

しかし時間が経ってコーヒーが酸化したことが、直接的に胃痛や下痢につながるという根拠は見つかっていません。

腐った豆を使うのは論外ですが、軽度の酸化で体に害を与えるのかどうか、まだよくわかっていないというのが実情です。
とはいえ、味は確実に劣化しますし、体にとって良いものではありません。
酸化させずに飲み切るのがベストです。

引用: C COFFEE

食中毒の危険性については、例えばミルクを入れて置いておくとコーヒーミルクに含まれる乳化剤や香料が原因でおなかが痛くなることもあります。

一概に、コーヒー自体の酸化により食中毒が起きたとは言いにくいでしょう。

コーヒーミルクや砂糖の影響

コーヒーミルクや砂糖の影響

コーヒーの苦さを和らげるため、「コーヒーミルク」や砂糖を入れる人もいるでしょう。
コーヒーミルクに含まれる乳化剤や香料などの合成添加物によって、お腹がゆるくなる場合があります。
また、元からお腹がゆるい人は、砂糖などの糖分によっても下痢が出ることもあります。

アレルギーの可能性も

コーヒーアレルギーも考えられます。

このアレルギーの場合、腹痛や吐き気、下痢といった症状が数日後にやってくるのが特徴です。

飲んですぐに腹痛や下痢が見られた場合は単なる飲み過ぎが原因の可能性が高いです。

引用:病気スコープ (fdoc.jp)

またコーヒーにはポリフェノールが含まれていますが、酸化すると肌に良くないという説がありました。

確かに、コーヒーに限らず酸化した食品を摂取すると、体も酸化して老化が進むと言われますよね。

いずれにせよ、コーヒーは時間が経つ前に飲むのがおすすめということですね!

どのくらいの時間放置すると酸化する?

時間と時計

コーヒーが酸化する時間は、豆の状態で20~25日、粉で約2時間、液体では約20分です。

酸化とは言い換えると劣化ということになります。

参照:中日新聞Web

コーヒー豆の中に水分が残っていたり、砂糖などがコーヒーに混ざっていたりすることで劣化します。

味で判断するなら、いやな酸っぱさや舌にイガイガを感じると酸化していると言えるでしょう。

時間が経ったコーヒーの保存方法は?

コーヒーとマグカップ

時間が経ったコーヒーの保存方法やポイントは以下になります。

蓋つきの密閉容器で保存する

湿度変化の少ない冷暗所で常温保存

ガラス容器よりホーローが良い

それぞれの理由についてお伝えします。

蓋つきの密閉容器で保存する

コーヒーの酸化を防ぐには、密閉された容器であることが欠かせません。

蓋つきで外の空気が入らない容器を選びましょう。水筒などもおすすめです。

水筒にコーヒーを入れて保存するときは、ホットコーヒーより水出しコーヒーにしましょう。

熱を加えないほうが酸化のスピードが遅いです。

水筒で保存するとき、水出しコーヒーのほうが時間が経っても美味しく飲めますよ!

温度変化の少ない冷暗所で常温保存

時間が経ったコーヒーを保存するとき、冷蔵庫や冷凍庫に入れるのではなく常温保存が好ましいです。

なぜなら冷蔵庫から出し入れするときの温度変化が酸化や劣化を早めてしまうからです。水滴がつくのも酸化を進めます。

極端な温度変化はよくありません。その日中に飲むのであれば、冷暗所で常温保存しましょう。

暑い時期に長く飲まないのなら、冷蔵庫に入れるようにします。

ガラス容器よりホーローが良い

酸化を防ぐには光に当たるのがよくないので、透明やガラス容器ではなく光を遮断するホーローがおすすめです。

また粉で保存するよりも豆の状態で保存しておくことが、酸化しにくいです。

粉にすると空気に触れる面が多くなります。豆のままでホーローに入れておくと長持ちしますよ!

時間が経ったコーヒーの利用の仕方

女性とコーヒー

時間が経って酸化してしまったコーヒーの利用の仕方は次のようなものがあります。

植物の肥料にする
消臭剤にする
虫よけにする

それぞれの使い方について見ていきましょう。

植物の肥料にする

時間が経って飲めなくなったコーヒーは、土にまいて植物の肥料にする方法があります。

やり方としては、市販の肥やしに混ぜて1ヶ月くらいかけて発酵させます。

コーヒーかす肥料を作る手順

実際に肥料を作る手順は、以下を参考にしてみてください。

  1. 段ボール箱に新聞紙を敷く
  2. 落ち葉とコーヒーかすを3:1の割合で入れてよく混ぜる
  3. コーヒーかすと同量の米ぬかを入れて混ぜる
  4. 水を適量加えて湿らせる
  5. 1日1回混ぜながら3週間ほど待つ
  6. さらに1か月ほど熟成させて完成

完成した肥料は、土に混ぜて使いましょう。
落ち葉に対してコーヒーかすが多すぎると、うまく発酵が進まない恐れもあります。

引用: C COFFEE

植物を育てているのであれば、土にまいて肥料にすると良いでしょう。

消臭剤にする

酸化してしまったコーヒーは、消臭剤としても使えます。

時間が経ったコーヒーの粉でも飲んだ後の出がらしでもかまいません。

小さな容器に入れて、下駄箱やトイレなどに置いておくと消臭効果がありますよ!

虫よけにする

コーヒー豆を容器に入れてベランダの入り口や押し入れの中などに入れておくと虫よけになります。

ゴキブリ対策としてコーヒーを使う人もいるようですよ!

時間が経ったコーヒーはやばい?酸化したコーヒーは体に害?まとめ

時間が経ったコーヒーはやばいか検証した結果、味は酸味が強くなりますが体に悪いという化学的な根拠は見つかりませんでした。

酸化したコーヒーは体に害というわけでもないですが、混ぜたコーヒーミルクが悪くなるなどの原因で腹痛や下痢を起こすことはあるかもしれません。

豆の状態で20~25日、粉で約2時間、液体では約20分で酸化するので、それを目安に飲むようにしたいですね!

光を遮断する密閉容器で、冷暗常温保存が良いとのこと。

酸化してしまったら、虫よけや消臭剤として使うという手もあります。

いずれにせよ、美味しいコーヒーは新しいうちがベストということですね!