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やばい

日本のやばい変な祭り4選!見てはいけない奇祭がある?

世界中いろいろなお祭りがありますが、日本もその地域の伝統的な祭りがたくさん開催されています。

みこしやだんじりは日本ならではですよね。関西では泉州のだんじり祭りが迫力があり、私も見たことがあります。

そんな日本の祭りにはやばい祭りもあると言われています。

ここでは日本のやばい変な祭りを4選見ていきましょう。怖いし危険な祭りもあるようです。

見てはいけない奇祭も紹介します。祭りなのに見てはいけないとはどういうことなのでしょうか?

日本のやばい変な祭り4つと、見てはいけない奇祭についてリサーチしました。

日本のやばい祭り厳選4つ

神社怖い

怖いし危ない日本のやばい祭りを4つ紹介します。

  1. 鳥羽の火祭り(三重県)
  2. 伊万里トンテントン祭り(佐賀県)
  3. パーントゥ祭り(宮古島)
  4. どんき祭り(愛知県)

やばい祭りとはどんな祭りなのかワクワクしますね!順番に紹介します。

鳥羽の火祭り(三重県)

日本のやばい祭りのひとつめが、三重県の鳥羽の火祭りで最も危ない祭りと言われています。

国の重要無形民俗文化財にも指定されている火祭りとのこと。

この祭りは、「福地(ふくじ)」と「乾地(かんじ)」の2地区が競い合います。

大きなすずみに火をつけて激しく燃える火の中に、各地区の厄男が飛びます。これだけでも怖い光景ですよね。

そして炎の中から神木と十二縄を無事に取りだし、神前に供えます。

この際に、燃え具合や2つの地区のスピードなどを見て、その年の豊凶を占うのです。

占いは、福地地区が勝てば豊漁、乾地地区なら豊作という結果です。

また西側のすずみから早く取りだせば豊作、東なら天候などに異変が起きるとされています。

伊万里トンテントン祭り(佐賀県)

日本のやばい祭り2つめは、けんか祭りとして知られる伊万里トンテントン祭りです。

佐賀県伊萬里神社の御神幸祭です。

名前の由来は、「トンテントン」と打ち鳴らす太鼓の音からきています。

太鼓を合図に、重さ約550キロのおみこしとだんじりが激しくぶつかります。なかなか危ないです。

川落とし合戦なども行われます。

迫力はありますが、高校生が死亡する事故もありました。みこしの下敷きになったようです。

伝統は守りたいが安全も重要という難しい課題がそこにはあります。

また少子化によって伝統文化の存続も危ぶまれています。

パーントゥ祭り(宮古島)

日本のやばい祭り3つめは、宮古島のパーントゥ祭りです。

パーントゥとは、宮古島で鬼や妖怪という意味があります。

島尻地区の国の重要無形民俗文化財にも指定されているお祭りです。

祭りの内容は、全身草をまとって泥まみれになり仮面をつけてパーントゥに変身した若者が各家を周ります。

そしれ人々に泥をつけて、厄を落とすのです。

仮面をつけたパーントゥたちは神様と崇められ、容赦なく泥を塗ります。

泥を塗られたほうが無病息災や厄払いとなって有難いわけです。

とは言え服を汚されたなどのクレームも起こる祭りです。

どんき祭り(愛知県)

日本のやばい祭りとして4つめに紹介するのが、愛知県豊川市の長松寺で行われるどんき祭りです。

どんき祭りは江戸時代から行われている歴史あるお祭りです。

キツネのお面をかぶった男たちが子どもたちを追い回して、食紅をベタベタ塗ります。

この祭りは火伏の神をあがめる祭りで火事を防ぐという意味もあります。

子どもたちはキツネが怖くて泣き叫びます。キツネはそんな子どもたちを捕まえて、顔に真っ赤に食紅を塗るのです。

それはまるで血のように見えます。

ホラー過ぎてやばいお祭りです。

日本で見てはいけない祭りがある?

日本ちょうちん

日本の見てはいけない祭りとは、愛知県田原市久丸神社で行われている「寝祭り」です。

なんと300年以上前から続いている祭りで、見てしまうと目が見えなくなるとか事故で死ぬとかのたたりがあると言われています。

由来として言われているのは、「南北朝戦争に敗れた南朝の久丸王皇子が逃れてきて、この地域に隠れ住んでいたため」というものです。

学校などでは、「今日は寝祭りなので、帰ってから見ないようにしてください」と呼びかけがあります。

小学生は祭りの前に帰らされたり、行列が終わるまで学校に足止めされたりすることも。

でもたまたま通りがかって知らずに見てしまう可能性もありますよね。そんなときはどうすれば良いのでしょうか?

何でもうっかり見てしまった人のために、許しをこう謝罪祭があるそうですよ!救済措置ですね。

見てしまった人は、謝罪祭に出るようにしましょう。

ちなみに、寝祭りは旧正月である2月に開催されています。

見てはいけない祭りとは、何とも理不尽でミステリアスなやばい祭りですね!

日本三大奇祭

日本祭り

日本三大奇祭と称する祭りは日本で100近くあるようなので、特に奇妙と感じるもの3つを挙げます。

  1. 悪態まつり(茨城県)
  2. 蘇民祭(そみんさい)(岩手県)
  3. 御柱祭(おんばしらまつり)(長野県)

どれもおもしろそうなお祭りで興味津々ですが、順番に見ていきましょう。

悪態まつり(茨城県)

日本三大奇祭のひとつは、茨城県笠間の愛宕神社で行われる悪態まつりです。

なんとこのお祭りでは、いくらでも「バカヤロー!」と叫んで良いのです。

好きなだけ悪態をついて良い「悪態祭り」です。

天狗の姿をした地元民が13人集まります。

そして愛宕山麓から山頂の愛宕神社まで4kmの道中にて、16カ所のほこらにお供え物をして歩きます。

参拝者は先を競い、お供え物を奪い合います。

そのときに「早く来い、バカヤロー!」「何している、バカヤロー!」といくらでも怒鳴っていいのです。

ただし、具体的に人の名前を言うのは禁止ということです。

なるほど、「○○さんのバカヤロー!」と言ってしまうと、悪口になり喧嘩や揉め事が起こってしまいますね。

それにしても「バカヤロー!」と叫ぶお祭りなんて、本当に奇祭ですね!

蘇民祭(そみんさい)(岩手県)

日本の奇祭として有名なのが、岩手県奥州市の黒石寺(こくせきじ)で行われる蘇民祭(そみんさい)です。

旧正月7日深夜から翌朝にかけて、下帯1枚になった裸の男たちが炎と共に厄除けの裸参りを行います。五穀豊穣を願う意味もあります。

中でも蘇民袋の争奪戦は迫力満点です。

「柴燈木(ひたき)登り」「別当(べっとう)登り」「鬼子(おにご)登り」といった儀式を順に行っていきます。

男たちの裸祭りは実にエネルギッシュです。

しかしながら、1000年以上続いてきた蘇民祭は今年2024年の旧正月にて幕を閉じたとのこと。

人手不足が原因ということですが、長い伝統ある奇祭だっただけに残念ですね。

御柱祭(おんばしらまつり)(長野県)

日本の3大奇祭のひとつに、長野県の諏訪大社にて行われる御柱祭(おんばしらまつり)があります。

正式名称は「式年造営御柱大祭」で、7年ごとに開催されます。

諏訪地方の6市町村の氏子が参加し、20万人以上の人が集まる大きな祭りです。

諏訪大社には、2社4宮(上社本宮、上社前宮、下社春宮、下社秋宮)があります。

それぞれ4宮に巨木16本を「御柱」として建てるのですが、その巨大な木は10トンもします。

その10トンの御柱を人力で「山出し」、次々と坂を下る「木落し」、川を渡る「川越し」と順に行うのです。

特に木落しにおいては、御柱に人がまたがってすごい勢いで急斜面を滑り落ちます。

氏子は落ちないように必死に御柱にしがみつきます。とても危ないです。

桓武天皇の時代から行われていた伝統的な奇祭とのこと。

長野県指定無形民俗文化財指定の祭りではありますが、なかなか危険も伴うやばい変な祭りですね!

日本のやばい変な祭り4選!見てはいけない奇祭がある?まとめ

「バカヤロー」と怒鳴ったり、泥を塗りまくったり、いろいろな祭りがありますね。

日本のやばい変な祭り4選や日本三大奇祭には、以下のような祭りがありました。

  • 鳥羽の火祭り(三重県)
  • 伊万里トンテントン祭り(佐賀県)
  • パーントゥ祭り(宮古島)
  • どんき祭り(愛知県)
  • 悪態まつり(茨城県)
  • 蘇民祭(そみんさい)(岩手県)
  • 御柱祭(おんばしらまつり)(長野県)

見てはいけない奇祭は、愛知県田原市久丸神社で行われている「寝祭り」

見るとたたりがあるとは恐ろしいですね。でもうっかり見た人のために救済措置の謝罪祭があるというのがまたユニーク!

怖いしやばい祭りにも、古くからの伝統があるのですね!

死ぬまでにどれかひとつくらい見てみたいものです。