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やばい

草津温泉はやばい?デメリットや行ってはいけない人を検証!

群馬県吾妻郡草津町に広がる草津温泉は、日本の三名泉としても有名な温泉です。

草津の湯として古くから薬湯として知られているところです。

私は、草津温泉と言えば「湯もみ」のイメージがありました。女性が大きな板で温泉の湯をかき混ぜる光景が有名ですよね。

そんな草津温泉はやばいという説があります。

歴史ある温泉が、どうやばいのでしょうか?デメリットや行ってはいけない人もいるというのです。

温泉に行ってはいけないとは気になりますね。

ここでは草津温泉はやばいのか、デメリットや行ってはいけない人もいるのか真相をリサーチしました。

草津温泉がやばいと言われる理由は?

草津温泉

草津温泉がやばいと言われる理由は次の3つです。

  • 強酸性で肌荒れする人も?
  • 名高い湯治場(とうじば)である。
  • 恋の病以外効かぬ病はない?

強酸性は肌荒れするのですね。それでいて湯治場と言われる草津温泉。詳しく見ていきましょう。

強酸性で肌荒れする人も?

草津温泉はやばいと言われるのは、pH2.1というかなりの強酸性であることが挙げられます。

この酸性度の高さは日本有数であり、とにかく殺菌力がすごいのです。

強酸性の温泉はその殺菌力ゆえに、慢性皮膚病や神経痛などにいいとされています。

しかし、あまり酸性度が強いので、肌がデリケートな人はピリピリして刺激が強いです。

肌のピーリング効果も期待できる反面、肌が弱い人は注意が必要。

長時間つかり過ぎるのも、肌荒れを起こすことがあってやばいです。

名高い湯治場(とうじば)である

草津温泉はやばいと言われる理由は、名高い湯治場(とうじば)であることもひとつです。

昔から湯治場、つまり長期滞在して免疫力アップを図り、病気やケガを治す治療の場とされていました。

鎌倉時代には源頼朝が入浴したことも有名です。戦国時代にも戦いに疲れた兵士たちが滞在して傷を癒したそうですよ。

どちらかというとレジャーや観光地としての温泉街というより、病院や保養所のようなスポットとも言えますね。

古くからいろんな人が頼った湯治場であるのはすごいですね。

恋の病以外効かぬ病はない?

草津温泉はやばいと言われるのは、恋の病以外効かぬ病はないと言われることも理由です。

『お医者様でも草津の湯でも、恋の病は(コリャ)治りゃせぬよ(チョイナチョイナ)』

そんなおもしろい節を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

恋の病以外には効くと言われるほど、良い成分の温泉ということですね!

高い酸性の湯が、さまざまな症状に期待できるとされていますよ。

効能については、また後に詳しく紹介します。

草津温泉のデメリット

温泉熱い

草津温泉のデメリットは以下になります。

  • 巡り湯が禁止されている
  • 交通の便が悪くて集客が望めない
  • 「死の川問題」がある

温泉街は巡り湯を楽しむのも魅力ですが、禁止されているとはなぜでしょうか?順番に見ていきましょう。

巡り湯が禁止されている

草津温泉のデメリットとして、成分が強酸性のためつかり過ぎると皮膚に悪影響が出るので巡り湯が禁止されています。

草津温泉の特徴でもある強い酸性。

その酸性度の強さは、1円玉が1週間で溶けてしまうとも言われるほどです。

人の肌は潤いを保つためには、ある程度の常在菌が必要です。しかし草津の湯の酸性度は皮膚に必要な菌までも殺してしまいます。

その結果、つかり過ぎると皮膚が荒れてしまう人もいるのです。

こうした理由で、草津温泉の巡り湯はしないほうがいいと言われています。

交通の便が悪くて集客が望めない

草津温泉のデメリットに、交通の便が悪くていまいち集客がないことが挙げられます。

まず草津温泉の所在地について見てみましょう。

住所は群馬県吾妻郡草津町草津

電車で行く場合、最寄駅は在来線ならJR長野原草津口駅、新幹線が軽井沢駅になります。

そこからバスに乗り換えますが、タイミングが悪ければ1時間バスを待たなければなりません。

車でなければなかなか不便な場所にあるので、イマイチ集客が伸びません。

「死の川問題」がある

草津温泉のデメリット、課題となるのが「死の川問題」です。

湧きだす強酸性の湯が、そこから川の下流へと流れて行きます。

しかし酸性度が強いため、川の魚が死んでしまいます。橋などの河川構造物も、釘やコンクリートが錆びて劣化してしまうのです。

勿論、飲料水としても使えません。

草津温泉が流れ込む吾妻川は、魚もおらず、「死の川」と呼ばれることに。

強酸性ゆえの自然環境問題は今後も大きな課題として取り組んで行かなけばなりません。

草津温泉に行ってはいけない人は?

女性肌

草津温泉に行ってはいけない人として、肌が敏感な人や身体衰弱の激しい病中の人が挙げられます。

草津温泉の強酸性の湯は、刺激が強いので肌が弱い人には向いていません。

ピリピリしてしまい、逆に肌荒れしてしまうことも。

乾燥肌、敏感肌の人は肌の様子を観察しながら無理せず入浴しましょう。

一般的に、温泉では成分を肌に残すために上がり湯はしません。しかし草津温泉の場合は、肌が敏感ならしっかり上がり湯をしたほうが良いです。

強酸性の成分を流すことで、肌への刺激を抑えることも可能です。

そのほか、悪性腫瘍や結核やひどい貧血などで体が衰弱している人も入浴しないほうが良いでしょう。

草津温泉の効能は?

温泉効能

草津温泉の効能には、神経痛や糖尿病、慢性婦人病や五十肩などがあります。

■泉質
◎酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)※湯畑源泉
■効能
一般的には……神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、打ち身、挫き、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、動脈硬化症、切り傷、火傷、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病・高血圧症などといわれています。
■禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般的に病勢進行中の疾患、皮膚、粘膜の過敏な人(特に鉱泉過症の人)

引用:湯Love草津(草津温泉観光協会ホームページ)

さすが、「恋の病以外効かぬ病はない」と言われるだけの温泉ですね!

私も数か月前から五十肩になってしまって辛いので、草津温泉を頼ろうかな。

草津温泉はやばい?デメリットや行ってはいけない人を検証!まとめ

草津温泉はやばいと言われるのは、すごい強酸性ゆえに湯治場でいろいろな症状にも良いけれども、肌荒れする人もいることが理由でした。

pH2.1という酸性度は、良くも悪くも影響を及ぼすのですね。

デメリットや行ってはいけない人を調査した結果も、やはりこの強酸度が自然界や万人向けではないことが分かりました。

肌が弱い人には刺激が強過ぎるのですね。

強い酸性の温泉が流れ込む川の環境問題もデメリットでした。

とは言え、これほどまで酸性度の高い温泉の効能は期待できます。

昔の武士も湯治場として活用した歴史ある草津温泉。

長時間つかるのではなく、適度な時間で楽しめばメリットも大きいですね!