世代関係なく、子供から高齢の方まで大好きなマクドナルド。
代表的なハンバーガーを始め、ポテトやチキンなナゲットも口に入れると、ついつい笑顔になりますよね!
ところが、みんなに愛されているマクドナルドの鳥肉がやばいと、悲しい噂が広がっています。
いつ食べても美味しいのに、マクドナルドの鳥肉がやばいとはどういうことなのでしょうか。
ないとは思いますが、鳥肉を使用せずありえない動物の肉を使っていたってことはないですよね?
今回は肉の正体や実際に使われている鳥肉の危険性などを調査しました。
マクドナルドのファンの方は特にチェックしてみてください。
マクドナルドの鳥肉はやばい?
マクドナルドの鳥肉がやばいと噂された原因は、海外の事件が発端のようです。
- 中国の食品会社が消費期限切れの鳥肉を使用
- アメリカでのマックナゲットにピンク・スライムが使用されていた?
- メキシコでハンバーガーにネズミの頭のような異物が入っていた?
考えただけで、ぞくっとする事例ですよね。あくまで日本ではこのような事件はないので安心してください。
順番に解説していきます。
使用期限切れの鳥肉を使用していた?
結論から言うと実際に
使用期限切れの鳥肉が使用されていました。
こちらの事件は2014年7月20日に公表された事件です。
すでに使用期限を過ぎていた鳥肉を使用していたのは、上海副喜食品有限公司。
当時、マクドナルドは国内で使用する「チキンマックナゲット」の約2割をこちらから輸入し、使用していました。
ですが、この大きな事件をきっかけに2014年から「上海福喜食品有言公司」の発注を中止しました。
通称・デスマフィンが話題だけど、大企業が起こした食品汚染にも注意だ。2000年に雪印乳業が起こした認定者14,780人にものぼる戦後最大の集団食中毒事件、2014年にマクドナルドが起こした期限切れ食肉使用事件など。小店舗どころじゃない被害になる。消費者が目を光らせることが大事だ。
— kei (@gokudan_kei) December 19, 2023
マックナゲットにピンクスライムが使われていた?
結論からいうと
ピンクスライムは使用されていません。
事の発端は、2010年にイギリス人シェフのジェイミー・オリバー氏がアメリカのテレビ番組で暴露しました。
ピンクスライム肉をめぐっては、有名シェフのジェイミー・オリバー氏らが問題を取り上げたのがきっかけで、消費者の間でも注目されるようになり、米ファストフード大手のマクドナルドのほか、米スーパーマーケット・チェーン第2位のセーフウェイと同3位スーパーバリューも取り扱いを中止している。
引用:Reuters
上記でいう問題とは以下のような内容です。
そもそもマクドナルドに限らず多くの食品会社は、廃棄する牛肉の一部を再利用し、肉と脂肪分を遠心分離器で分け材料に使っているとのこと。
廃棄する牛肉の一部(きめの細かい牛肉)を英語で「LFTB(lean finely textured beef)」、俗称ピンク・スライムと呼びます。
この暴露がきっかけで、マックナゲットの鳥肉も廃棄する牛肉の部位「ピンクスライム」が使われているのではないかと憶測がたちました。
実際はピンクスライムは使われておらず、鳥肉を使用しています。
ハンバーガーにネズミの頭のような異物が入っていた?
結論からいうとハンバーガーに
ネズミの頭のようなものは入っていませんでした。
この話題のきっかけは、メキシコでハンバーガーを食べていた客が、ハンバーガーの肉の中にネズミの頭のような異物が入っていたと訴え、ニュースで報道されたことのようです。
しかし、信ぴょう性はなく事実ではありませんでした。
日本でも、噂でマクドナルドの肉はミミズやネズミ、ひどいと人肉まで使っているという話を耳にしたことがあります。
ネズミの頭にしても、肉にしてもあんなに小さな体から取れる肉は、ほんの少しのはず。ミミズで考えても同じことが言えますね。
日本では食用としてネズミもミミズも食べられていません。
事実ではない為、あくまで都市伝説的な話と判断していいでしょう。
マクドナルドの鳥肉の正体(原料)は?
マクドナルドの鳥肉は
タイ産の鳥肉です。
この鳥肉はタイの指定農場で厳しい衛生管理をされて飼育されたもので、安全な鳥肉と言えるでしょう。
2014年7月に起こった事件を機に、7月25(金)付けで中国製のチキン商品の販売を中止。
現在は、タイの鳥肉の胸肉と皮のみを使い商品を製造しています。
以前は今と違い胸肉とモモ肉、皮を使って製造していましたが、当然ピンクスライムやネズミ肉等は一切使われていません。
せっかく食べるのであれば、美味しく安全に食べたいですよね。色々な憶測や海外の事件がありましたが、今でも高い支持率をキープしているマックナゲット。
マックナゲットのコンセプトである「外はカリッとゴールデンブラウン、中はジュワッとジューシー」はやみつきになります。
ジューシーでカリッとしたマックナゲットを実現させているのは、マクドナルドオリジナルの特別なてんぷら粉を使用しているとのこと。
あの味、あの食感はマクドナルドしか体験できませんね。
マクドナルドの鳥肉に危険性はある?
マクドナルドのチキンナゲット®やチキンフィレオ®にはタイ産の鳥肉を使用していることが分かりましたね。
改めて、タイ産の鳥肉に危険性はあるのか調べましたが
結論として
危険性はありませんでした。
上記でも少し触れましたが、取引をしているタイの農場は厳しい規格に基づき飼育され、政府が認定した製造工場で加工されています。
チキン製品は輸出国政府が認定した製造工場で加工(製造)・完全加熱した後、急速冷凍し包装されます。現地で品質検査を受け、日本向けの衛生証明書が発行されたもののみ輸入しています。
引用:マクドナルド
国産の鳥肉に頼らずとも、タイの鳥肉は非常に評価が良い為安心して食べることができますよ。
マックナゲットの素材に安心感は覚えますが、調理には油を使用します。大量の油で揚げるマックナゲットは健康面でみると、身体によくないと感じる人もいるでしょう。
それに、マックナゲットに付属のケチャップ等をつけなくても、かなり濃い味ですよね。カロリーも高く塩分量もあるので、疎遠になってしまう人もいるかもしません。
ですが、使用されている鳥肉は非常に栄養価が高いです。実査にマックナゲット100g相当の栄養成分を見てみましょう。
- <マックナゲット100g相当の栄養成分>
- エネルギー:270kcal
- たんぱく質:15.8g
- 脂質:17.2g
- 炭水化物:13.1g
- 食塩相当量:1.3g
- ナトリウム:506mg
- カリウム:262mg
- カルシウム:10mg
- リン:253mg
- 鉄:0.5mg
- ビタミンA:23μg
- ビタミンB1:0.09mg
- ビタミンB2:0.10mg
- ナイアシン:7.1mg
- ビタミンC:1mg
- コレステロール:63mg
- 食物繊維:0.9g
肉には、豚肉や牛肉等ありますが、鳥肉は圧倒的にタンパク質が多いです。
筋トレやダイエットをしている人は、鳥肉を食べる人も多いですよね。理由はタンパク質が豊富で筋肉をつけたり、身体を作る事に必要な栄養だからです。
また疲労回復にもいいとされているので、積極的に摂っておきたい食材かもしれません。
マックナゲットは危険な食べ物ではなく、むしろメリットが多い食材でした。
マクドナルドの鳥肉はやばい?肉の正体や危険なのか検証!まとめ
いかがでしたか?マックナゲットの鳥肉がやばいと言われた理由は、海外の良くないニュースによって噂されていたことがわかりました。
実際に調べてみると、使用されている鳥肉はタイ産で安全性が高く危険性もありませんでした。
マクドナルドの鳥肉はやばいという噂はあくまで噂であり、むしろ鳥肉にはメリットしかない成分や効能があるという前向きな結果が出ましたね。
風評被害は当事者からすれば辛いもの。しかし、多くのマクドナルドファンはこんな噂にはへこたれませんよ。
私もマクドナルドが好きなので、これから買いに行こうと思います。今後も一緒にマクドナルドを応援していきましょう!