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やばい

長田区番町はやばいし怖い?現在の治安と住んでいる層を検証!

私は神戸の長田区出身ですが、長田区には「番長(ばんちょう)」と呼ばれるエリアがあって子供のときから怖いイメージがありました。

一番町から七番町までありますが、世間で「番町」と呼ばれるのは特に五番町六番町地区です。

一番町は西市民病院がある地域で、私は神戸マラソンの応援をこの西市民病院辺りでしています。

一番町や二番町はさほど怖いイメージはないですね。三番町は工場が多いです。

注目すべきは、五番町六番町です。

そんな長田区番町はやばいし怖いと言われています。

もう私は50代ですが、現在の治安と住んでいる層もどうなっているのか気になります。

子供の頃は、ヤンキーも多くて悪いイメージがありました。

長田区番町はやばいし怖いのか、現在の治安と住んでいる層を検証します。

長田区番町はやばいと言われる理由は?

長田神社

長田区番町はやばいと言われる理由は、次の3つです。

  1. ヤンキーが多い?
  2. 部落がある
  3. 長田商店街のグルメがやばい

ヤンキーは確かに子供の頃は多かったです。順番に見ていきます。

ヤンキーが多い?

長田区番町はやばいし怖いのは、ヤンキーが多いと言われているからです。

私が中学3年まで住んでいたのは、番町からもう少し西側です。

しかしながら、番町のほうから毎晩のように暴走族が来てうるさくて父親がよく警察署に通報していました。

「うるさくて眠れないのでなんとかしてください」と電話していたのを覚えています。

とは言え、それは今から40年前の話です。

現在は長田区ではなくても、暴走族はあまり見かけなくなりましたね。

番町辺りの中学校も、昔ほど荒れていないと思います。私が中学校の頃は、いじめやリンチなんて日常茶飯事のエリアでした。

また、五番町には昔の村野工業高校があり、チロリン村と呼ばれていました。「村工はヤンキーが多い」と有名です。

村工があることも、番町はヤンキーが多いと言われる理由のひとつです。

オカルトコレクター田中俊行さんの出身校です。

2023年4月「彩星(さいせい)工科高校」に改称されました。

彩星(さいせい)工科高校に名前が変わってから、「チロリン村からサイコーになった」とギャグで言われていたようですね。

それに対して田中さんは、こう言っています。

チロリン村とか呼ばれながらも、母校愛はみんなありますよね。

部落がある

長田区番町はやばいし怖いと言われる理由は、部落地区であることも関係しています。

1868年に神戸港が開港しましたが、その頃から長田区番町周辺に貧しい人たちが集まるようになりました。

番町は神戸市の中でも大きなスラムエリアでした。

葺合村の次に大きいスラムだったとされています。バラックの家が集まっていました。

部落解放同盟の支部がありますが、現在は活動していません。

在日韓国人・朝鮮の人もたくさん住んでいます。

この長田区番町エリアは、阪神大震災でもとてもひどい被害を受けた所です。

震災後、神戸の人たちは助け合い感動的な復活を遂げました。

その復興により、番町地区の雰囲気も昔のスラムの面影はあまり残っていません。

とても綺麗な街並みになりましたよ。

長田商店街のグルメがやばい

長田区番町はやばいと言われるのは、長田商店街に美味しいグルメスポットが多いこともひとつです。

長田神社まで続く商店街は昔ながらの名店も多いのです。

私がおすすめのお店を紹介します。

「長田のういろや」

ここのういろはもっちりして甘過ぎず、とても美味しいです。緑の抹茶味がおすすめ。

ちょっとした手土産にも。

たべもんやBM

大人気のお弁当屋さんで、ここのランチがまたお得で美味しいです。

板宿店と長田店があります。

豚生姜焼&唐揚げ定食900円(税別)など、コスパも味も最高です。

お漬物のセットも付いてくるのですが、これがまたすごくてびっくりします。

ハラダのパン

私が小学生のときに、学校の給食で出ていたパンが、このハラダのパンです。

可愛い男の子と女の子のイラストがトレンドマーク。

素朴でどこか懐かしい美味しいパンが揃います。安くてびっくり!

長田区番町の現在の治安は?

古い家

長田区番町の現在の治安は、私の子供時代と比べるとずっと良くなっています。

昔は不良少年が多かったですが、今は静かです。昔多かった暴走族や不良グループも見かけません。

少子化も関係しているのでしょうね。不良少年とかよりお年寄りが目立ちます。

ただ言葉使いが荒っぽいのはそんなに変わらないかもしれません。年齢層関係なく、「ダボ」とか「ボケ」とか言います。

これは一種の長田の方言です。

2017年に五番町で発砲事件が起きていますが、それ以降は特に目立った事件も起きていません。

全体的に人情味あってざっくばらんで話しやすい雰囲気です。人のことまでお世話する人が多いかもしれません。

「飴ちゃんを配るおばさん」というのが、まさに長田区番町にはいそうです。

長田商店街をはじめ飲食店やスーパーなども多くて、物価も安いほうだと思います。

また、駅前や川などが昔に比べると綺麗になりました。見た目的にも、治安が悪い雰囲気はあまりないですね。

地下鉄も高速長田駅も使えて、交通アクセスも良いです。

長田区番町の住んでいる層は?

たくさんの人

長田区番町の住んでいる層はさまざまですが、外国人も多いので貧しい生活を送っている人もいます。

神戸市内の外国人の16%以上が住んでいます。

韓国・朝鮮籍の人が多く、それ以外はベトナム・中国・フィリピンやインドなどです。

長田区番町は在日韓国人・朝鮮人が多いエリアとしても知られていますが、思うような仕事に就けず貧困生活をしている人もいます。

とは言えお金持ちのシニア層も見られます。

少子化が進み、長田区番町もお年寄りがますます増えることでしょう。

長田区番町はやばいし怖い?現在の治安と住んでいる層を検証!まとめ

長田区番町はやばいし怖いと言われるのは、ヤンキーが多いことや部落があることが理由でした。

良い意味では、長田商店街のグルメも美味しくてやばいです。

とは言えヤンキーが多かったのは昔の話で、今は暴走族や不良グループも見かけません。

現在の治安と住んでいる層についても、昔よりもずっと落ち着いて治安は良くなりました。

衛生面でも綺麗な街になりましたし、安心して住むことができます。

外国籍の人も多く、お年寄りも増えています。

私が子供の頃に良くしてもらった近所のお母さんたちも、今ではもうお年寄りです。

他人の子も自分の子のように親切にしてくれるのが、長田の人たち。

長田出身の私は長田商店街も大好きでおすすめです。長田のういろを是非食べてみてください。