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やばい

岡山弁はやばいしきつい?日常会話や語源を徹底調査!

その土地の方言っていろいろあっておもしろいですよね。

私は神戸出身で大阪にも住んでいたことがありますが、話すと「大阪ではなくて神戸の人だね」と言われます。

方言があるとどこ出身かバレますよね。

ここでは岡山の方言について見ていきましょう。岡山弁はやばいしきついと言われているようです。

岡山出身の友達がいますが、「そうじゃろ!」とよく言っていたのを思い出しました。

語尾を伸ばす感じのかわいい喋り方だと感じましたが、どうやばいのでしょうか?

日常会話や語源も気になりますね。

岡山弁はやばいしきついのか、日常会話や語源についてリサーチしてみました。

岡山弁がやばいと言われる理由は?

岡山弁がやばいと言われる理由は次の3つがあります。

  1. ヤンキーぽいところがある
  2. クセが強い
  3. 萌えるフレーズがかわいい

確かにインパクトはありますね。順番に見ていきましょう。

ヤンキーぽいところがある

岡山弁がやばいと言われるのは、ヤンキーぽい雰囲気で少し荒っぽく聞こえるのが理由です。

岡山の人はどこかのんびり穏やかで温和な雰囲気がありますが、その一方でヤンキー風の方言を使うのでギャップがありますね。

「~じゃ」という語尾も、ヤンキーに絡まれているようなちょっと怖い感じを受ける人もいるかもしれません。

岡山弁に対して汚いとか怖いと言われることを悲しんでいる人もいましたよ。

自分の出身地の方言を悪く言われると、確かにちょっとイラっとするかもしれませんね。

とは言え、どこか悪っぽい言い方もまた岡山弁の魅力だと私は感じます。

親しみやすい雰囲気でツンツンしていなくて喋りやすいですよね。

クセが強い

岡山弁はやばいと言われるのは、クセ強ぶりがすごいこともあげられます。

とにかくインパクトがありますよね。

そんな岡山弁のクセ強Tシャツも発売されました。デザインは岡山出身のイラストレーター金安亮さん。

「クセになる、カルチャーをアクセントに。」がコンセプトのTシャツは可愛くて大人気です。

方言がTシャツのデザインにもなるなんて、岡山弁のクセ強さを感じますね!

クセ強な岡山弁には以下のようなものがあります。

  • ・行きゃーええがん(行けば良いね)
  • ・いとーて、どがんもならん(痛くてどうしようもない)
  • ・じゃろ?そうじゃろ?(でしょ?そうでしょ!)
  • ・はよしねーや!(早くしなさい!)
  • ・ぼちぼちしねーよ(ゆっくりしなさいね)
  • ・わしゃ猫じゃ(吾輩は猫である)

萌えるフレーズがかわいい

岡山弁がやばい理由は、萌えるフレーズがかわいいこともあげられます。

確かに岡山の友達の喋り方も、男性にも人気でしたよ。何とも言えずキュートですよね。

例えば、遠くから来た人に対して「おいでんせー」(ようこそ、いらっしゃい)とか言われたら、なんだかキュンとしますね。

ペットボトルや瓶の蓋が堅いときに、「あきゃーせんが」(開かないわ)と言いながら一生懸命開けようとしているのも萌えます。

いごいご(うろちょろする)などもキュンキュンする方言ですね。

岡山弁はキュン萌えしてやばいですね。モテ要素ではないでしょうか!

岡山弁の日常会話を紹介

話す人々

岡山弁の日常会話や良く使う語を集めてみました。

意味岡山弁
すごいでーれー、もんげー、ぶち
馬鹿あんごー
帰るいぬる
似合ううつる
ダメおえん
どんくさい 情けないぐしー
その通りこうばい
片付けるとらげる
岡山らしい会話には以下のような使い方があります。

  • 「日が暮れてきたけぇ、いのーや!」
  • (日が暮れてきたから、帰ろうよ!)
  • 「てめぇはあんごうか!」
    (お前は馬鹿か!)

岡山弁の語源がおもしろい?

男調べる

岡山弁の語源について、代表的な特徴は以下のようなものがあります。

  1. 「ら抜き言葉」
  2. 母音「あ・い・う・え・お」をのばす
  3. 「レタス言葉」

岡山弁には独特な言い方がありますね。それぞれ特徴を紹介します。

「ら抜き言葉」

岡山弁の特徴として、「ら抜き言葉」があげられます。

例えば「見られないよ」は、岡山弁では「見れんで」です。「見られんで」ではなく「ら」が抜けています。

同様に「食べられない」は「食べれまー」になります。これも「食べられまー」ではなく「ら」が抜けた言い方です。

母音「あ・い・う・え・お」をのばす

岡山弁は母音の「あ・い・う・え・お」をのばす特徴があります。

これは私も、友達の話し方を聞いていて感じました。

長いは「なげー」、暑いが「あちー」、山は「やまー」です。

「レタス言葉」

岡山弁はら抜き言葉で「ら」を抜きますが、一方レタス言葉で「れ」を入れます。

  • ・「書ける」→「書けれる」
  • ・「飲める」→「飲めれる」
  • ・「読める」→「読めれる」

<岡山弁の語源表>

岡山弁意味語源
きょーてー怖い気疎い(けうとい)
おとでー兄弟弟兄(おとどい)
けなりー羨ましい異なり(けなり)
おらぶさけぶ哭ぶ(おらぶ
かざむ匂いをかぐ香(かざ)
あんごー馬鹿魚の鮟鱇(あんこう)
ちばけるふざける(唾吐)の連用形から転じた語
きゃーくそがわりー胸くそが悪いけったくそが悪い
語源を知るとなるほどと思う方言がたくさんありますが、他府県の人からすると意味を聞かないと分からないですね。

岡山弁も奥が深いです。

岡山弁はかわいい?世間のイメージは?

男女会話

岡山弁はかわいいと言う人が多いです。そのほか世間のイメージを紹介します。

岡山弁は可愛いと感じている人が圧倒的に多いですね!

私も岡山の友達の喋り方、かわいいなぁと思っていました。

一方で、「きつい」と言われるのは言い方がきついというよりクセが強いという意味合いが強そうです。

岡山弁はやばいしきつい?日常会話や語源を徹底調査!まとめ

岡山弁はやばいしきついのか、調べたところクセが強いところやヤンキーっぽさ、萌えるフレーズがやばいということでした。

母音をのばす言い方や「~じゃ」「いのーや」などがヤンキー風できついイメージがあるのかもしれませんね。

個人的には、「あきゃーせんが」というのがとてもかわいくて好きです。

日常会話や語源についても、「てめぇはあんごうか!」(お前は馬鹿か!)など岡山ならではの言い回しですね!

この「あんごう」という言葉、魚の鮟鱇(あんこう)が語源だとは驚きました。

個性的で魅力いっぱいの岡山弁、クセ強Tシャツまで発売されて今後も注目されそうですね!