今、巷ではブードゥー人形はやばいと言われています。
呪いの人形と言われるブードゥー人形。宗教であるブードゥー教の呪術で使われている人形です。
少々怖いイメージもあるブードゥー人形ですが、近年雑貨屋やファンシーショップでも取り扱われるようになりました。
見た目はミイラのようにぐるぐる巻きにされているものや、カラフルなフェルトでつぎはぎされているものもあり独特なデザインです。
人形だけではなくキーホルダータイプのものもあるので、見た事ある人は多いですよね。
ブードゥー人形がやばいと言われる理由はなんでしょうか。呪いの人形と言われるだけあって本当に呪われる事があるのでしょうか。
今回は謎多きブードゥー人形について紹介します。
ブードゥー人形はやばい?
調べた結果、ブードゥー人形がやばいと言われる理由は以下の3つと考えられます。
- ブードゥー人形の呪いの歴史がやばい
- 色が様々でパワーがやばい
- 手作り人形がやばい
1つずつ見ていきましょう。
ブードゥー人形の呪いの歴史がやばい
ブードゥー人形は、ニューオリンズ(現:ルイジアナ州南部)生まれの呪いの人形。
中世イギリスで使われていた呪いの人形「ポペット」から始まったとされています。
ブードゥー人形は簡単に言えば日本でいう「わら人形」と似たような存在です。
中世の時代から多くの人が呪いをかけ釘を打ち、憎んでいる相手を苦しめるという使い方でした。
海外でも同じような人形があることに驚きですね。
ブードゥー人形はブードゥー教の呪術として使われたと説明しましたが、ブードゥー教はカリブ海ハイチの民族信仰です。そしてブードゥー教は別名「ゾンビの起源」とも言われていますよ。
ハイチといえば、ブードゥー教で近代ゾンビのネタ元ですね。2010年のハイチ大地震は大変だったらしい。
— STD73(エスナナサン) (@STD731) December 9, 2023
チャッキーはブードゥー教の秘術で人形に魂を移したこで有名なんですが、アレは謎。
人形に針刺したりとワラ人形的な使い方はするみたいよ pic.twitter.com/WF2yyUfYMj
信者たちは、人が亡くなると「死んだあとはゾンビにされてしまう」と考え、ゾンビにならないよう死体の首を切り落とし、数日間監視をしたという情報もあります。
様々な呪いエピソードが残るブードゥ教。長く伝わるその歴史はやばいとしか言えません。
やばいブードゥー教が使っていたのがブードゥー人形なので、怖いイメージを持つのも無理はありません。
色が持つパワーがやばい
ブードゥー人形はさまざまなカラーがあり
各カラーが持つパワーがやばいと言われています。
カラーの種類は赤、青、黄色、ピンクからグリーン等。呪いの人形と言われていますが、色は可愛いものが多く怖いイメージはありません。
実は、呪いというのは悪い呪いだけではなく「良い呪い」もあるとのこと。
色によって自分の願いを叶えてくれるパワーが変わります。
それぞれのカラーが持つパワーを下記で紹介しますね。
- 赤「勝負・力」
- 青「健康・集中力」
- 黄「金運」
- 緑「成績」
- 紫「人間関係・スピリチュアル」
- 白「幸運・純粋」
- 茶「信頼」
- ピンク「恋愛・結婚」
- オレンジ「厄除け・守護」
意味合いとしてはパワーストーンにも似た感じがしますね。
手作り人形がやばい
雑貨店等で見かけるブードゥー人形ですが、ハンドメイドがブームである今、自分オリジナルのブードゥー人形を作る人も多いですよ。
ブードゥー人形作った(素人が作ったものなので呪いや儀式には使えません⚛️) pic.twitter.com/5xcqflsKvZ
— シウ (@shiuriri) December 26, 2023
手作り人形がやばいと言われる理由はこちらです。
- ・手作りをすることで、強い念や気持ちが入る
- ・初心者でも簡単に作る事ができる
自分で作る事によって、好きなカラーやデザインも選べますし愛着も沸きます。
黙々と人形を作る事で出来上がったときの達成感も味わうこともできますね。
さらに手作りの人形の方が、願いを叶えるパワーが強くなるとのこと。
自分の強い願いを込めた人形だからこそ、情も入りオリジナル性が出るんですね。
ブードゥー人形の作り方は以下の通りです。
<材料>
・発砲ボール
・毛糸orはぎれ
・接着剤
<作り方>
①発砲ボールに接着剤を付けて、毛糸をぐるぐると巻き付ける。もしくははぎれで包み込みます。これが顔部分です。ビーズやボタンなどで表情を作りましょう。
②胴体、手足を毛糸の束で作っていきます。
③それぞれ縫い付けて合体させると、人形の完成です。
難しそうだなと感じる人もいますが、意外と作り始めると簡単でやばいと気づきますよ。気になる方は是非チャレンジしてみてくださいね。
ブードゥー人形の呪いの効果や色や意味は?
結論から話すと実際にブードゥー人形で
呪いはかかります。
カナダの研究者が実際に「呪いの実験」を試みた結果ポジティブな効果が表れたことがわかりました。
呪いの実験の内容は、パワハラ上司を人形に見立てピンなどを刺したとのこと。
この実験を行ったメンバーたちはストレスが軽減し、仕事のモチベーションが向上したという結果が出ました。
ウソのような本当の話で、2018年には研究結果が認められ「イグノーベル賞」を受賞しています。
イグノーベル賞とは以下の事を言います。
「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に合致する内容から毎年9月または10月に10名の個人または団体に授与されます。
引用:Acaric
ユーモアのある研究に送られる賞ではありますが、実際に立証結果が出ており関心を集めた研究です。
呪いの色でよく使われるのは赤や黒です。
赤は攻撃的、黒は悪魔的の意味を持っています。赤の人形は「痛み、苦しみ、不幸」、黒の人形は「精神を支配し悪魔や霊をおびき寄せる」という意味だとか。
とはいえ、ポジティブな呪いの意味もあるので、パワーストーン感覚でプラスなお願いごとをしたいですね。
ブードゥー人形の使い方と捨て方
ブードゥー人形の使い方は以下の通りです。良い呪いや悪い呪いもやり方は同じですよ。
- ①釘を用意する
- ②願いを込めて釘を突き刺す
- (ガンガン叩いてもOK)
まさに日本のわら人形と同じやり方です。釘を刺す瞬間は、頭の中で願いを強く思い描きましょう。強い呪いを掛けたい人は人形の中に、髪の毛や写真を入れると効果的だとされています。
注意点としては、誰にも見られない場所で行うこと。そして自分一人で釘を刺してください。
一通り願掛けが済んだブードゥー人形はそのままにしてはいけません。
必ず願掛け終了後に処分をする必要があります。そのまま手元に置いておくと、先程自分でかけた呪いが自分自身に返ってきてしまうことも。
処分する際は、人形に対し感謝の気持ちを込め正しい方法で行いましょう。
捨て方としては人形供養と同じように神社やお寺に持っていきお炊き上げをしてもらう、又は白いタオルに包んで処分をする方法があります。
どちらにせよ、ここでも「ありがとう」という感謝の気持ちは忘れず処分しましょう。
ブードゥー人形はやばい?呪いの効果や色の意味を検証!まとめ
ブードゥー人形はやばい?呪いの真相や色の意味を調査!の記事はいかがでしたか?
ブードゥー人形がやばいとささやかれている理由もはっきりわかりましたね。
呪いの人形と聞くと悪意の呪いを思い浮かべますが、実際は良い願いも叶えてくれる人形でした。
使い方や考え方は人それぞれですが、いずれにせよ良い事も悪いことも叶ってしまうやばい人形には変わりありません。
因果応報という言葉もあるように、呪いや相手に対する強い気持ちは必ず自分に返ってきます。
たとえ人形を身代わりにしたとしても、全てが犠牲になってくれるわけではありません。
人生は有限です!人を恨む労力は他の時間にあてた方がいいですよね。
せっかくなら前向きでポジティブな幸せの願掛けをしたいものです。